nishi hachioji hair Loves

2017.12.1 salon newsブログヘアカラーヘナ

お詫び(メニューの変更について)

お詫び

 

今回3月から当店でお取扱いしていた「香草カラー 色葉」のお取り扱いを停止する運びとなりました。

 

理由としましては、色葉に含まれるヘナ、インディゴの発色の補助として入っていた、ブロム酸(臭素酸)が頭皮や髪、人体によくないのではという判断に至ったためです。

 

元々香草カラーを始めた経緯として、アルカリカラーに含まれるジアミンや過酸化水素水などをはじめとした化学物質が頭皮や体によくないということで自然のものでできるものはないかと考えました。

 

以前から天然のヘナでカラーする方法があるのですが、デメリットとして色がオレンジになってしまい、その後インディゴ(藍)を使って二度染めするため時間がかかります。また両方を混ぜて塗ると、インディゴが酸化せず藍の色が出ないため色が薄くなってしまいます。

 

そこで香草カラー色葉はブロム酸というパーマなどにも使われる酸化剤を用いてインディゴを早く酸化させ発色をよくすることで、ヘナとインディゴを同時に混ぜてもブロム酸と加温により比較的短時間でカラーができる優れものとして登場しました。

 

アルカリカラーをやめたことやヘナの効果により

・髪が太くなった。

・しみることがなくカラーのストレスがない

・髪のボリュームが出た

などありがたいお言葉もたくさんいただきました。

 

しかし、先日行ったヘナの勉強会にて、ブロム酸入りのヘナがよくないというお話を聞きました。

 

酸化剤ということはもちろんインディゴを酸化させるためなのですが、身体にとっては酸化というのは良いことではなく、頭皮につけるということもあり、アルカリカラーのダメージとはまた別の角度から見てあまり良くないということになり、今回取扱い停止を決めました。

 

もちろんすぐに何か起こるような恐れなどはございませんが、肌に優しいものをコンセプトに店づくりをしているので、気に入ってくださったお客様も多かったのですが、このような決断をいたしました。

 

ご理解いただきますようお願い申しあげます。

 

 

それに伴い、現在香草カラーをしていた方や、化学物質を極力避けたい方、

肌が弱い、カラーがしみる方向けに今後は新メニューとして本格的なヘナメニューを始めます。

 

シンプルに良質なヘナとインディゴ、ターメリック、センナやハーブ等を使い、自然の力だけを使うメニューになります。

 

ヘナについては今後もブログ等でご紹介して行きます。

もちろんそんなに時間を取れない、そこまでしてこだわってないという方には今までのようにアルカリカラーに戻すか、ヘアマニキュアの選択肢もございます。

お手数をおかけしますがご検討くださいませ。

大野健吾 kengo ohno

この記事を書いた人

大野健吾 kengo ohno

豊富な薬剤知識と技術で、特殊カラーや柔らかく自然な縮毛矯正に定評があります。
美容の知識理論が好きで、日々技術と知識を磨いています。
野球と音楽、料理が好きです。
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