nishi hachioji hair Loves

2017.12.21 hair styleと技術ブログヘアカラー

密かに流行らせたい。「抜ける黒染め」

こんばんは!

八王子市のBadens販売店

西八王子Love’s(ラブズ)の大野健吾です。

10代20代の永遠のテーマ、、、。

黒染め。

学生の頃ってやたらとアルバイトだったり、就活だったり、実習だったり、、、。

明るいヘアカラーはNGってケースありますよね。

もちろん、大人になってからもお葬式だったり、畏まった席では暗い髪の毛が好まれる事が一般常識ですね!

でもこの黒染め。

実はすごーく美容師泣かせのヘアカラーでもあるのです。

なんといっても

次のカラーに支障が出る

といった点。

染料が濃いのでなかなか抜けません。

2.3ヶ月後に次に明るめの綺麗な色にしたいと言われてもなかなか厳しいです。

まず、次に色を入れるとしても、黒の上からでは色が出ないため脱色をします。

通常ヘアカラー剤には脱色剤と染料両方入っているため、一度に明るくしながら色味を加えて行くものになります。

この脱色がうまく抜けるかは髪それぞれであり、部分的に

「毛先は抜けなかった」

だとか

「まだらに抜けた」

なんて事になるわけです。

ましては自分でした黒染めだと、黒染めにもムラがあるため、まず綺麗に脱色するのは不可能になります。

そして、地毛の黒い色素と黒染めの黒い色素は全く別のもので、黒染めの色素は脱色剤で赤くなります。

流行りの外国人っぽいアッシュ系のカラーとは正反対の色味になるため、アッシュに寄せるのがかなり厳しくなります。

そして、黒染めは実はダメージが大きいという事。

その後のカラーチェンジで負担がかかる上に、黒染め自体もダメージがあるため、髪には良くない事がたくさんあります。

決してノリで黒染めはしないでください。

黒染めは計画的に。

で、結局のところどうすればいいの?

って思われた方。

安心してください。

しっかり暗くて、次のカラーにも影響がないカラーご用意してます。

名付けて、、

「抜ける黒染め」

黒染めのようなパキッと感もなく自然な仕上がり。

自然光ではかなり透明感があります。

黒の色素を全く使わず、アッシュの暗い色や、バイオレット、グレーの深い色味を使ってカラーするので、1ヶ月ほどで綺麗なブラウンに戻ります。

抜けた後もアッシュやバイオレットの青み系の色味が残るため、色落ちも綺麗なアッシュ系のカラーに落ちていきます。

次に明るくしたい方にもぴったりです。

イレギュラーではありますが、ブリーチされている方で、金髪に近い色味の方にもオススメで、少し色味を強めると室内では黒髪。光に当たるとほんのり色味が出せるカラーにもできます。

こちらは全頭ブリーチしていて、金髪に近い色味の髪に深めのブルーバイオレットで染めたもの。て

お客様それぞれのニーズに合わせて

抜けやすさ

色味

明るさ

などなどこちらで調節いたします!

もちろん、しっかり長い間、黒さを保ちたい方には黒染めいたします。

今後の色落ち、色ムラ、ダメージなどしっかり考慮して、ハイクオリティな黒染めをいたしますので、お任せください!

くれぐれも、軽い気持ちで黒染めしないように、、、。

黒染めを考えている際は是非お気軽にご相談くださいね!(^^)

大野健吾 kengo ohno

この記事を書いた人

大野健吾 kengo ohno

豊富な薬剤知識と技術で、特殊カラーや柔らかく自然な縮毛矯正に定評があります。
美容の知識理論が好きで、日々技術と知識を磨いています。
野球と音楽、料理が好きです。
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