こんにちは!
Lovesの大野健吾です!
今日は前回のブログで書いていた育毛について、
続きを書いていきます!
前回AGAの治療はDHT(ジヒドロテストロン)を減らすことが重要というところまで話しましたが、読んでいない方はこちらをチェック↓
現在CMやテレビで取り上げられている育毛成分のメリットデメリットをまとめていきます。
皆様も薄毛がきになる方は一度は使おうと思ったことあるのではないでしょうか?
まず1つ目、
このようなポップ見たことはないでしょうか?
現在もっとも効果が出やすいと言われているのが、お医者さんで処方される
プロペシア(フィナステリド)という薬です。
この薬は前回の記事で書いた
DHT(ジヒドロテストロン)を作り出す
男性ホルモンと体内酵素5αリダクターゼ
この両方を抑えることで脱毛ホルモンの生成を防ぎます。
個人差はありますが現在の技術では一番効果的だと思われます。
しかしこの薬、男性ホルモンと体内酵素を抑えてしまうので副作用が懸念されます。
主に男性機能に関する症状、不妊、女性化など、ホルモンに関わる副作用が報告されています。
また取り扱いの注意としてこのようなことが厚生労働省のHPに記載されています。
プロペシアと妊娠に関する警告
・ 妊娠中か、その可能性のある女性は:
-絶対にプロペシアを使用してはいけません。
-砕けたり割れたりしたプロペシアの錠剤をさわってはいけません。
男の子を妊娠している女性の体内にプロペシアの有効成分が入ると、それが口から入った場合であっても、皮膚に付着して吸収された場合であっても、男の子の生殖器に異常を起こすおそれがあります。妊娠中の女性がプロペシアの有効成分に触れてしまった時には、医師に相談して下さい。
(引用)厚生労働省 プロペシア(PROPECIA)(男性型脱毛症用薬)に関する注意喚起について
やはりホルモン関係の薬なので効果のある反面副作用も強く、個人的にはあまりオススメできないかなと思います。
次にこちらも育毛剤としては有名な
ミノキシジル
について。
有名なリアップや最近香取草薙CMが話題のミノキ5、スカルプDなどに配合されている育毛成分ですね。
ミノキシジルとはもともと血管拡張剤(高血圧の経口薬として)として高血圧ののみ薬として開発された成分ですが、後に副作用で体毛が濃くなる「多毛症」が発生。そこら研究が進み髪を育成し脱毛症を回復させる効果が発見され、1980年代に世界で初めて認可された脱毛症の治療薬です。
世界中の多くの国の人が使っている育毛剤に配合されている成分です。ロゲインやカークランドといったものが有名ですが、ドラッグストアや薬局などでリアップ(大正製薬)に有効成分として配合されています。
ミノキシジルには、リキッドタイプ(外用薬)のほかに経口タイプ(内服薬)のものがあります。
大きな効果としては、血管拡張による血行の改善、小さくなった毛包を、大きく深く成長させます。
DHTの生成は防げないので、通常プロペシア(フィナステリド)と併用されることが多いです。
もともと高血圧患者のための薬のため、血圧低下、心拍数の増加、むくみ、吐き気、めまいなど、心臓や血圧の薬を常用している人は医師に相談したり控えた方が良いでしょう。
リアップで副作用が起こる確率は、「厚生労働省」や「大正製薬」の公式データで以下のように公表されています。
特別調査において報告された副作用の発現状況は(中略)
3,072例中271例 (8.82%)、378件であった。
この2つが組み合わされ、発毛・育毛成分として高い作用を持つキャピキシルとなります。
ミノキシジルの3倍の効果
キャピキシルは脱毛を止める作用と毛根復元による発毛作用が発生するため、ミノキシジルよりも優れた作用が生まれる。
(開発元であるLUCAS MEYER COSMETICS社における実験結果データより)
カニ殻に含まれる極細の繊維状物質に高い発毛効果があることが、鳥取大などの研究で分かった。マウスの背中やヒトの毛根にある毛乳頭細胞を使った実験では医薬品成分「ミノキシジル」よりも効果があった。
豊富な薬剤知識と技術で、特殊カラーや柔らかく自然な縮毛矯正に定評があります。
美容の知識理論が好きで、日々技術と知識を磨いています。
野球と音楽、料理が好きです。
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